飯能市市民会館での止まり木コンサート
詩人の宮尾節子さんの朗読に民族楽器演奏で共演させていただきました。
宮尾節子さんの朗読とのコラボレーションは25年ほど前から続いています。
2000年には高知県窪川でのイベントでも一緒にやりましたが2014年にツイッターの投稿詩「明日戦争がはじまる」が拡散し朗読の機会も増えました。
宮尾さんは特にアフガニスタンの弦楽器ラバーブとコラボすることを好まれ、今回もこの楽器を使うことにしました。
このラバーブは私も特に気に入っている楽器で27年前にペシャワールに行った時に現地で購入したものです。
もともと乾燥した土地の楽器でしたがこの湿度の多い日本でも特に壊れることもなく使用してきました。
それでありながら今回使うために取り出したところ皮が破れて破損していました。
12/4に中村哲さんが亡くなったこととはもちろん因果関係などありませんがアフガニスタンの地から来た楽器と今回のことに想いを馳せないわけにはいきません。
今回は破損した状態でしたが敢えてこのまま弾きました。
辛抱強く鳴り続けてくれたこの楽器と中村哲さんに感謝します。
宮尾さんの朗読した詩(使用した楽器)
1.絶対的に無条件に愛されている(カリンバ)
2.願います
3.サマータイム(サズ)
4.誰が世界を語るのか(ラバーブ)
5.彼女(カリンバ)
6.ひばり(カリンバ)
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